2014.10～11月フランス_1日めというか２日め朝の置き引きばなし

2014年10月30～11月5日（5泊7日）
成田でのレート　1ユーロ＝140円くらい（端数おぼえてない）

えーと１万円で70ユーロつくれた。ちょっと前、駅の両替で1万円前もってした時が71ユーロかな、ほとんど変わらない。

今回も基本カード支払いのつもりだし、なんといってもツアーなのでこれでも多いかなってくらい。

航空会社はANA

10/30　14：45 成田発　19:20 シャルルドゴール着

ついた～シャルルドゴール。兄ちゃんちは入国スタンプ押さないことも多いらしく、欲しいから頼もうと思ってたけどこの時は全員押してたよ。

こういうのなんてんだっけ？踏み込むと鯉が逃げてくインタラクディブなやつ。しかしなんで錦鯉…？

 今日はシャルトルに移動して泊まるだけなんだけど、２日めを嫌な話からはじめるのもな～なので朝のことまでここで触れとく。

ホテル近くのスタンド寄って

 併設ののスーパーに入って

ホテルがここ、ノボテル シャルトル　22：10着

置き引きは日本人ツアーがバスで到着してきたときからここのロビーにいた。誰でも入れるからね。黒人二人組。

ちなみに言うと、スイス、ベルンのツアーホテルでも置き引きはロビーで待ってた。長時間の移動で疲れて、部屋のキーを配るガイドに呼ばれて一瞬、ひょいと立った人のお金とパスポートの入ったバッグを盗ってったの。

ツアーはだから、あんまいいイメージがない。普段の個人移動なら、こんなふうに目を付けられることってないから。今回は親のお供なので選択権なしだった。

このツアーはのんびりしてる人いなくて（けっこう旅慣れた中高年が多かった）何も取れなかったので、作戦は翌日に持ち越しです。

翌日、朝の集合ロビーでガイドがズボンの後ろに何かをべっちょりつけてるとツアー客に指摘されるところから。このおじさんのんきな人で（というか今回のガイド正直アレだった）「何かに寄っかかったのかな？」って言ってたけど、嫌な感じがして、自分は誰かにわざと掛けられたんじゃってピンと来た。欧州プラプラしてたら非白人への侮蔑を目にすることもあるから。同じ人間だとは思ってなくて動物以下だからね。

出発時間も迫っていて、慌てて着替えたガイドはその時点でけっこうテンパっていた。脱いだズボンをトイレで洗うあいだも、置き引きはみんなが様子を見に入る男子トイレにも横から入ってた。混乱に乗じて何かとれないかと思ったんだろう。これもうまくいかず。うちの親もだけど、海外慣れてないわりにというかゆえか、「絶対にバッグからは手を離さない」ってガチガチに思ってるのがまあよかったんだろう。

ということで次の作戦。バタバタ最後にバスに乗り込んできたガイドが、「これバスのそばに落ちてたそうなんですが誰かのですか？」って鍵を掲げて入ってきた。みんなが首を振ると、「レセプション預けてきます！」ってまたバタバタ出てって。

入れ替わりに、その黒人がヒョイとバスに乗ってきた。

親の言うことによると、にこ！って笑ってすぐ降りてったって。何かを取った気配はなかったよ？って言ってたけどまあ相手はプロ、まんまと最前列のガイド席のバッグが盗まれました。鍵はトラップですもちろん誰のでもない。

幸いパスポートは肌身離さず持ってて、バッグに入ってたいくばくかのお金と旅程に関する書類全て、ケータイがやられたんだけど、まあしょうがない。

「よくあることです！いきましょう！」ってガイドの言葉にだけは頷いた。そのあと移動のバスで「あの人たち昨日からずっとロビーにいた人よね！笑顔でなんか気味が悪いと思ってたのよ」ってずうっとグツグツ言ってる親に「はいもうその話はやめ！せっかくの旅行が台無しになる！」って釘を刺しました。

自分は運よくそんな目に遭ったことはないけど、周りは旅行ずきが多いし、いろんな話を聞く。世界各国スリ置き引き、空港からのバスでバックパックをナイフで切り裂かれて全財産持ってかれた友達も。でも、なんとかなる！ずっとそのことばかり考えて楽しまないなんてダメだよ～忘れるのだ！日本の治安が飛びぬけて良いことには感謝だけどね！近年治安悪化を憂う人もいるけど、世界的に見てまだまだ類を見ない驚異的な治安の良さだと思う。

あ、補足。この犯人らにはうちの叔母（今回４人旅）も声を掛けられたそうだ。なにか後ろにー…みたいなそぶりで近づいてきたんだけど「フランス語も英語もわからないですすみません！」ってぴゅーって逃げたんだってｗｗｗ日本滞在の外国人に最も腹立たしい日本人の挙動として挙げられるコレも、こういう時は役に立ったわけだ。近づかれてたら危なかったかも。

さあ出発！